3ヶ月前のこと…
*ノックの音*
マディー「おばあちゃんにお手紙?重要な書類のようね…」
マディー「おばあちゃんもいないことだしちょっと覗いてみようかしら。念のためね。」
マディー「え…税金を払ってないせいでおばあちゃんのお屋敷が差し押さえを受けるですって?!」
マディー「おばあちゃん!ホープウェルベイにお屋敷を持ってるってホントなの?!」
マディー「でも、差し押さえるなんてヒドいわ!何かの間違いでしょ?」
マディー「ねえ、一度でいいから行ってみたい!おばあちゃん、お願い!」
マディー「この場所はもう見たくもないだろうけど、無理を言っちゃってごめんね…」
マディー「でも、今日は一緒に来てくれてありがとう。」
ウルスラ「まったく、貯金をはたいてまで税金を払う必要なんてなかったのに。大きなお屋敷ではあるけど、もうこんなにボロボロなのよ。」
マディー「えっ…でも一族の大切な家でしょ?!ボールトン家の末裔として、ここを守ることが私の義務だと思うの。」
マディー「それに町議会から手紙が来たのよ。早く整備しないと、家を差し押さえて取り壊すってね。」
マディー「あの文面をみると町も本気みたい。でも絶対にそんなことをさせないんだから!アッと驚くくらいきれいにして、見返してやるわ!」
マディー「それにしても、とっても大きなお屋敷よね!きっと昔は名の知れた一族だったのね。」
ウルスラ「でも、前の印象だともっともっと大きかったような気がするのよね。それに結構汚いし…」
マディー「まあ、これだけ手入れさせてなきゃ、町も差し押さえるって言ってくるわよね。」
マディー「とにかく、お屋敷を守るためには、ここをキレイにしなきゃ。まずは道を掃除するための道具が必要ね…」
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