スイートハートシーズン-イベント攻略

マディー
「おばあちゃん、それは何？」

ウルスラ
「バレンタインの花束よ！私宛てのね！」

ウルスラ
「チャーリーがいなくなってから、花束をもらったのは初めてだよ！」

マディー
「カードに何か書いてあるわ。「君にはユリの花がよく似合う」ですって。」

ウルスラ
「でもこれはバラの花だよ！どういうことかしらね？」

マディー
「贈り主は誰かしら？まさか、おばあちゃんに隠れファンが！？」

ウルスラ
「昔デートした男の人からかもねぇ。話してもいいけど、その前にーー」

ウルスラ
「バレンタインデーの飾り付けを手伝っておくれ！」

マディー
「わかったわ！」

マディー
「こんなにキレイな花束を見たのは初めてだわ！」

マディー
「だけど贈り主の招待がサッパリね。」

ウルスラ
「誰だっていいよ。私を想ってくれる人がいるってわかっただけで十分さ。」

マディー
「でもおばあちゃんのことだし、謎のファンをあぶり出す方法を、もう考えてるんじゃない？」

ウルスラ
「それは後のお楽しみ。」

ロディ
「今年のバレンタインは、どんなデートスポットも閑散としちゃうだろうね。なんたって、こんな素敵な場所があるんだから。」

ロディ
「バレンタインデーに向けて何か計画でも立ててるのかい？」

マディー
「それがね、おばあちゃんに隠れファンがいるみたいなんだけど、その正体を突き止めるので忙しくて…」

ロディ
「そうなんだ。でもバレンタインデーぐらい、特別なディナーを外でゆっくり楽しみたいと思わない？」

マディー
「でも、その間に花の送り主…というか隠れファンが家にやってくるかもしれないから。うかつに外に出られないのよ。」

ロディ
「なら、しかたないね。ピーナッツチョコでもあげようか？探偵仕事にはエネルギー補給が必要だろ？ハート型の缶に入ってるから、見た目もかわいいよ！」

マディー
「チョコは大好きなんだけど、実は私、ピーナッツアレルギーなの。」

ロディ
「え？そ、そうなんだ…おっと建物検査の仕事が残ってるんだった！謎が解決するといいね！」

マディー
「ロマンチックなデートの後、ポーチの下でおやすみのキスを交わす…そんなアツアツの2人が目に浮かんできそうだわ」

ウルスラ
「チャーリーと過ごした幸せな日々を思い出すねぇ！」

ウルスラ
「そうそう！匿名の相手から花束をもらったのは、これで2回目なんだよ。」

マディー
「1回目はチャーリーおじいちゃんから？」

ウルスラ
「多分ね…でも、ユリウスかもしれないよ。あら、噂をすれば…」

ウルスラ
「ねぇ、ユリウス。昔、バレンタインデーに花束を贈ってくれたのはあなた？」

ウルスラ
「隠しても無駄よ。あなたは私に気があるんだって、姉さんが言ってたんだから。」

ユリウス
「いや…それはだな…ハハ、デボラの思い込みだろう。それでは私は失礼するよ！」

ユリウス
「この窓から男の品定めでもするのかい？」

ウルスラ
「アハハ！私の隠れファンが見つかるといいねぇ。」

マディー
「そうね！これで花束の贈り主の正体がわかるかもしれないわ！」

ユリウス
「誰かが花束を？それなら次は、チョコレートでも郵送してくれるんじゃないか？」

ユリウス
「聖バレンタインが殉教した経緯はほとんど語られないがーー」

ユリウス
「バレンタインデーの起源は古代ローマ時代にさかのぼるんだ。あまり楽しい逸話ではないがね。」

ウルスラ
「そうなの？いつも楽しい豆知識を披露してくれてありがとう、ユリウス。」

マディー
「もっと聞きたいところだけど、バレンタインの飾り付けが終わってないのよね…一旦失礼するわ。」

マディー
「お庭がピンク一色になって、まるで夢の世界にいるようだわ！」

ウルスラ
「アハハ！おまえもすっかりバレンタインの気分に浸っているようだね。」

マディー
「私はおばあちゃんの恋のキューピッドだもの！さっそく謎のファンの正体をーー」

ウルスラ
「おまえは自分のファンの心配をしたらどうだい？どこぞの検査官…とかね。」

マディー
「もうやめてったら！」